冬だからこそ気をつけたい事故リスク

f:id:care_cafe:20220218232110j:plain

冬の運転で気をつけるポイント

車を運転される皆様にお聞きします。

車のタイヤは冬用に変えられていますか?

関東地方など、道路が凍結することの少ない場所に住んでいる方は、車のタイヤを冬用に変えない方も少なくありません。

 

今回は、冬だからこそ気をつけたい交通事故のリスクについて、お伝えしていきたいと思います。

 

安全運転義務違反のお話

まずは日本の法令について少しだけ触れておきたいと思います。

多くの都道府県では、凍結した道路ををノーマルタイヤで走ってはいけません

これは立派な交通違反になることを、しっかりと覚えておきましょう。

「少しの距離だから大丈夫」

「凍結している部分はあるけど、気をつけて走れば大丈夫」

などと軽く考えてノーマルタイヤで走行した場合、事故を起こさなくても「安全運転義務違反」となり、罰金が課されることもありえます。

 

もっとも罰金が課せられるかどうかより、スリップ事故などを起こしてしまい、人を巻き込んでしまえば、もっと悲惨な結果になることは、説明するまでもないでしょう。

 

事故リスクを避けるために出来ること

チェーンを用意する、冬用のタイヤに変える、という準備はもちろんのことですが、他にも出来ることがいくつかあります。

  • ・走り出すとき、アクセルはできるだけゆっくりと踏み込むこと
  • ・スノーモードのある自動車の場合には、スノーモードを使う
    (スノーモードとは、発信時のパワーを抑えて発進する機能で、降雪時や凍結時の急発進を防ぎます)
  • ・慎重に走行し、他の車がスリップした跡は避けます。ツルツルに凍っている場所も、よけて走行する
  • ・カーブや坂道は、極力ゆっくり走行する

事故リスクを避けるために出来ることをいくつか紹介しましたが、ちょっと気をつけたらできることはたくさんあります。決して難しいことばかりではありません。

 

まとめ

今回は、冬だからこそ気をつけたい事故のリスクを、日本の法令についても触れながらお話ししました。

リスクについては十分にご理解いただけたのではないでしょうか?

しかし、「チェーンを巻いているから大丈夫」「冬用のタイヤだから大丈夫」というような問題でもありません。

急発進や急ブレーキ、急ハンドルを切る行為などは、季節を問わず危険な行為です。

できることならば、悪天候の時には外出を控える、車の運転を控えるのが、本来は一番良いのです。

どうしても外せない用事があり、車を運転しなくてはいけない時もあるでしょう。そんな時、この話をぜひ思い出してほしいです。

本日もありがとうございました。