交通事故後のショックとストレス対策、自分に出来ること

怖いのは心も病んでしまうこと

交通事故でショックを受けない人はいません。体のケガが治るまで大変かもしれませんが、怖いのは心も病んでしまうことです。

こうなってしまうとケガの回復はしても、日常生活にも支障が出る可能性が大きくなってしまいます。光津事故でつらい思いをしても、心身のバランスを取りながら上手に乗り切った人たちもいます。自分に出来る対策はどんなものか、書いてみたいと思います。

 

人に助けを求める

交通事故でケガをしたり凄惨な場面を見てしまった時、ふさぎ込んでしまったり寝込んでしまうこともあるでしょう。

しっかり寝て体の疲れを取ることは必要ですが、ふさぎ込んでいる状況が続くのは、心身にとって良い影響を与えません。大変な状況ではあるものの、一人で悶々と悩みつづけるのは、あまりよくありませんね。

そんな時に相談できる人、話を聞いてくれる人はいるでしょうか?

自分の気持ちを打ち明けられる人に話してみるなら、自分自身の思考を整理するのに役立ちます。

一人で孤立してしまいだれとも話をしない状況や、助けが必要なのに「助けて」と言えない状況は危険です。

心配ばかりしない

「何も考えない」「病院に行かない」という意味ではありません。この先どうすればいいか、いま自分がするべきことは何か、よく考えて行動することは大切です。しかし、自分でどうにもできないことは、心配しても仕方がありません。

交通事故のショックに加えて、さらにストレスをためないためにも、「もし〇〇になったらどうしよう」という、心配ばかりすることは避けましょう。

 

できるだけ前向きな考え方をする

事故のケガを治すのによさそうな治療を、色々な方法を試しておられると思います。また、弁護士に相談している人もいると思います。治療や示談交渉などは、ものよっては長期戦になるかもしれませんが、あきらめずに前向きに取り組んでいくなら、ストレスでさらに具合が悪くなることを防げます。

 

まとめ

今回のお話はいかがでしたか?これは決してきれいごとでもただの精神論でもありません。交通事故はその人の人生にも影響を与えることが少なくありません。けがが治っても、体の不調が治るまではずっと時間がかかる場合もあるからです。

残念ながら、傷や障害が残ってしまう場合もあるでしょう。状況がどのようなものであったとしても、置かれた状況の中で前向きに考えて行動することには、ストレスに飲み込まれてしまうよりずっと価値があります。今回の話が少しでもお役に立てばうれしいです。