行政書士のお仕事と交通事故のリスク

行政書士の仕事は交通事故のリスクが高いの?

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今回の記事では、行政書士の仕事と交通事故のリスクとその対策について、考えてみたいと思います。

もっとも行政書士だけでなく、他のお仕事に関しても共通する点が多いと思いますので、自分には関係ないと思わず、読んでみてください。

行政書士は移動が多い

行政書士の仕事はデスクワークもありますが、官公署やお客様との打ち合わせに出向く機会も多く、移動が多い仕事です。

仕事の内容によりますが、以前と比べると郵送での対応が可能なものも多くなりましたが、「郵送では受け付けません」という手続きも未だに多いので、そういった場合には直接出向くしかないわけです。

手続きによっては、官公署の場所が遠いということも珍しくないで、そういった場合にも自分が移動するしかありません。

さらに、お客様との打ち合わせもオンラインで行えれば良いのですが、

「オンラインではなく、直接相談したい」

「パソコン等が使えない」

というお客様もいらっしゃいますので、そういった場合には直接伺うしかないでしょう。

そのようなわけで、行政書士は移動が多い仕事の一つであり、自分自身が加害者にならないように気をつけるだけでなく、もらい事故に遭うリスクも無視できないのです。

 

車が必要なケースも多い

都市部か郊外か、事務所の場所にも左右される話ですが、車必須の地域も少なくありません。

もし交通の便が良かったとしても、官公署は必ずしも交通の便が良い場所にあるわけではありません。

お客様のお宅に伺う場合にも、車でないと行かれない場所に住んでいらっしゃる方も少なくありません。

そのような場合には、自家用車を持つのか、必要な時にレンタカーを借りるのか、それともタクシーを利用するのか、それぞれが決めなくてはいけません。

自家用車を持てば、車そのものの費用だけでなくメンテナンスの費用や自動車保険も必要になります。

仕事で車を使う場合には、自動車保険も割高になりますし、弁護士特約等をつけたそれなりにしっかりした保険をかければ、費用がかかります。

交通事故のリスクを考えるのであれば、車のメンテナンスや保険にもそれなりのものが必要になるでしょう。

 

それぞれの事務所での、事故対策

ほとんどの行政書士は、出来ることであれば交通事故のリスクを小さくしたいと考えており、そのために色々な工夫をしています。

これから2人の行政書士の実例を取り上げます。

車を使わない派のベテラン

ひとりのベテラン行政書士の例ですが、移動はほとんど電車とバスを利用しており、最寄り駅もしくは最寄りのバス停から、徒歩20分程度であれば歩いていくというスタイルです。

また遠方のお客様には、途中の駅で待ち合わせて駅の近くにある喫茶店を利用して、打ち合わせを行っていました。

ご本人の言葉を借りれば

「車に乗らなくても、足が健康なら何とかなる。あとは危なそうな車や場所に近寄らないようにする」

とのこと、車以外の交通手段を使える環境であれば、車を使わずに移動をすることも可能な実例です。

車使用派!メンテナンスはしっかりと

もうお一人、今度は車での移動が多い行政書士の例をご紹介します。

高速道路を利用した移動も多く、なかなかハードな毎日を過ごされていますが、その分車のメンテナンスにはしっかりと時間やお金をかけています。

定期検査はもちろんのこと、少しでも異常を感じたらなじみの整備工場に整備をお願しているとのことです。

お話を聞いたところ、出来る限り安全な状況で運転するように、出来るだけ夜は早めに休んで睡眠不足にならないように気をつけている、と話してくださいました。

 

結論、交通事故のリスクを最小限にすぐことは可能

今回は、行政書士の仕事と交通事故のリスクについて、実際の話も含めて書いてみました。 

100%、事故のリスクをなくすことはできませんが、車に乗る場合でも、車を使わない場合でも、事故のリスクを小さくすることは出来ます。

同じ地域の行政書士が、どのような方法を取っているのか聞いてみるなら、実際の話を聞くことも出来る、良い方法だと思います。

完璧な方法はありませんが、自分にとって一番良い方法を選択することは可能なのです。