暗いニュースが多いけど、河津桜に癒された日

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暗いニュースが多くても、花は咲く

 仕事で神奈川県横浜市緑区に行ってきました。
 地下鉄の駅から出て通りを歩いていたら、飛び込んできたのははっと目を引く鮮やかなピンク色!
 何のお花だろうと近づいてみると、それは河津桜でした。今まで見てきた河津桜の木は小ぶりのものが多く、花もまばらなことがほとんどだったのですが、今回見た河津桜は大きな木で花もたくさん咲いていました。
 まだまだ寒い日がありますが、川津桜があるだけでその周辺は春の香りがするようです。
 私だけかもしれませんが、桜というとどうしても入学式のイメージと重なってしまいます。そのため、4月に咲くソメイヨシノを一番にイメージしてしまいます。ちなみに数人の友人たちにも聞いてみたところ、やはりソメイヨシノを一番にイメージしてしまうのだそうです。

川津桜に癒される

 さて河津桜は、1955年に静岡県賀茂郡河津町の川沿いの雑草の中で原木が発見され、1974年に河津桜と名付けられたと言われています。
 1月下旬から2月にかけて咲く早咲きの桜であり、4月に咲くソメイヨシノと比べるとピンク色が濃いのが特徴ですが、今では静岡県だけでなく神奈川県や千葉県でも2月位からその濃いピンク色を楽しむことが出来るようになりました。
 コートが手放せない日も多いのですが、事務所に見えるお客様の中には「河津桜を見ると、少し明るい気持ちになった」「あのピンクを見るともうすぐ春だという気持ちになる」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

明るい話題は貴重

ここ数日、テレビでは毎日のようにコロナウイルスに関係したニュースばかりが流れているので、このような明るい話題は特に貴重かもしれませんね。
 聞こえてくるのはコロナウイルスの感染者が何人になったとか、マスクやトイレットペーパーが足りないなどという話ばかりで困ったものです。
 イベントも中止となったり、このままいくとお花見もできないんじゃないか…という暗い気持ちになりがちですが、きれいな花を見るだけでも、少し明るい気持ちになるような気がしました。
 

行政書士も少々大変

 さてコロナウイルスの話が続いてしまいますが、私たち行政書士も影響を受けています。
 行政書士向けの研修会や勉強会は、いくつかのものが中止や延期になりました。行政書士になって14年程度になりますが、こういったことははじめてです。それだけ事態が深刻だということでしょう。
 さらに仕事でしょっちゅうお邪魔する県庁、市役所、警察署等の官公署は、私たちにとって慣れ親しんだ場所ですが、それと同時に不特定多数の人が出入りする場所です。
 アルコール消毒のボトルが置かれていたり、役所の方もマスクを着用されている姿が多く見られます。これ以上の感染を防ぐため、そして自分の身を守るためにに必要な手段ですが、ちょっと物々しく感じます。
 空気も若干ピリピリしているので、あまりいい気持ちはせず元通りになってほしいというのが、行政書士に限らずみんなの願いでしょう。

今はとにかくできることをする

 そうはいったもののコロナウイルスが猛威を振るおうが、気持ちがブルーになろうが、私たち行政書士には期日までに間に合わせなければいけない仕事があります。
 心配ばかりして仕事が手につかなくなれば、自分を信頼して仕事を託してくださったお客様にもご迷惑をかけてしまうことになると思うと、やるべきことをとにかくやるしかありません。
 思い落ち込んでばかりもしていられず、普段と変わらずに仕事を済ませて帰宅しました。 

その日の問題はその日だけで十分

 一日の仕事を終えて、このブログを書いています。
 ここ数日、近所のドラッグストアでは「マスクの入荷はありません」「トイレットペーパーの入荷はありません」という張り紙が貼られていて、コロナウイルス騒ぎはまだまだ収まる気配を見せません。
 自宅のまわりに河津桜はありませんが、ご近所にはお庭にきれいな梅の花を咲かせているお宅があり、白とピンクの小さな花が咲いています。
 コロナウイルスをはじめいろいろな危険から身を守るために、自分の身を守るために必要な策を講じたり、出来る限りのことはするものの、次の日のことを心配しすぎるのはかえって逆効果らしい。
 不思議なもので、次の日になればまた、次の日の心配事がでてきてしまうわけですから。