行政書士試験お疲れ様でした

11月13日は、行政書士試験の日でした。受験されたみなさま、本当にお疲れ様でした。

このブログを読んでくださっている方の中には「自分と行政書士試験を受験したい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

今回は交通事故の話と別になりますが、行政書士試験についてお話ししたいと思います。

年に一回の行政書士試験

行政書士法では「行政書士試験は年に1回以上行う」と、決められていますが、今のところずっと年に1回のみの実施です。

この年に1回の行政書士試験を目指して、大勢の人が勉強しています。

ちなみに2021年の行政書士試験の合格率は11.18%、受験者100人のうち合格者は11名程度という計算になりますので、そこそこ難しい国家試験と言われていますし、それなりの対策を講じなければ合格は難しい試験です。

しかし2021年には中学生が合格していますので、勉強のやり方次第では、合格できる国家試験です。

 

行政書士試験の出題科目

ここで行政書士試験の出題科目についてお話しします。大きく分けて法令科目と一般知識に分類されますので、法令科目からご説明します。

•憲法

•行政法(地方自治法や行政手続法も含む)

•民法

•商法

•基礎法学

どの法令科目も丸暗記で合格するのは難しく、特に行政法はかなり範囲が広いので、自力で効率よく学習するのは大変です。

 

一方、「行政書士の業務に関する一般知識等」についても、一般常識が分かればよいというものではありません。

・政治•経済•社会、

・情報通信、

・文章理解

が、出題されます。

 

試験の内容については、中古でもよいので行政書士試験の過去問題集やテキストを購入され、実際にどんな試験問題が出題されるか見ておかれることを、お勧めします。

 

昨年のものや一昨年のものであれば、古本屋さんやネットオークションなどで、数百円程度で購入することができるかもしれません。

独学?それとも資格スクールに通う?

独学でも合格しますか?という質問はよくお聞きします。

さらに現在行政書士をされている方の中には「独学で合格した」という方もいらっしゃるのですが、個人的には資格スクールに通われることをお勧めします。

というのは、資格スクールでは勉強に加えて「ここはよく出題されます」「この点はみんなが間違えやすい」ということを、教えるからです。

さらに多くの資格スクールでは、模擬試験を実施しますので、自分の実力がどの程度のものなのか、知るのにも役立ちます。

もし「自分は独学で勉強したい」という場合であっても、どうか模擬試験だけは受験してほしいと思います。

試験対策はお早めに

今回もお読みいただきありがとうございました。行政書士試験についてお話ししましたが、いかがでしたか?

もし行政書士試験の受験を検討されているのであれば、お早めに対策を立てられることをお勧めします。